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病気の話 -2-

過敏性腸症候群(IBS)

「電車や会社で、下痢、おならが止まらない!」といった症状がありませんか?
...実は病気の1つである事が多いんです。
「過敏性腸症候群(IBS)」はストレス社会の進展に伴って増え続けています。

過敏性腸症候群の人は、全人口の10〜20%いると言われています。ただ、多くの人は胃腸が弱い体質くらいに考えていて、病院まで来る人は全体の3分の1程度にすぎません。ストレスが症状に大きな影響を与える病気なので、年々増えていることは確かです。

腹痛や排便前の腹部不快感など、患者が病態に苦痛をもち、長期かつ慢性的に症状が起きるのが特徴です。男女比では女性が男性の1.5〜2倍と多く、症状は女性が便秘、男性は下痢に傾く傾向があります。

血液や便の潜血反応などを検査して、潰瘍性大腸炎や腸結核といった器質的疾患の有無を確認することが先決です。そうした疾患がなく過敏性腸症候群と判明したら、薬物療法で治します。最近は、おつうじの水分調整ができる薬があります。2〜4週間も服用すれば、かなり快方に向かいます。


むねやけ(胃食道逆流症・逆流性食道炎)

「むねやけ」とは、前胸部からみぞおちにかけて熱くなるような、詰まるような不快な感覚を指します。胃酸や胆汁などが食道内に逆流し、食道粘膜を刺激することによって生じます。

内視鏡では食道に炎症や潰瘍を認める場合には「逆流性食道炎」と呼びますが、これらの病変を認めない場合でも胃酸の逆流によって症状が出現する病態を「胃食道逆流症」と呼んでいます。

胃と食道の間にある下部食道括約筋の機能が低下し、逆流防止機構が充分に働かない場合にこのような逆流が生じます。日本でも増加傾向にあり、暴飲暴食、高脂肪食、肥満、ストレスなどが誘因になると言われています。したがって「むねやけ」の治療には生活習慣の改善がきわめて大切といえます。

薬物療法としては。強い酸分泌抑制作用をもつプロトンポンプ阻害薬を用います。薬の効果が充分でない場合には腹腔鏡手術による逆流防止の手術が行われることもあります。


止めてはいけない下痢もある?

下痢は、症状が約3週間続く「慢性タイプ」突然始まる「急性タイプ」に分かれます。問題は感染性の急性タイプ。下痢止めなどを安易に使ってはいけません。下痢はウイルスや細菌などの毒物を早く体外に排泄することで、体を守ろうとして起きるからです。

具体的にはどんな下痢を止めてはいけないのでしょうか?

例えば、食中毒などのウイルスや細菌の感染でおきる下痢です。発熱や腹痛、吐き気、嘔吐などを伴うのが特徴です。風邪による下痢もそうです。これらの下痢を下痢止めなどで我慢していると、細菌やウイルスがなかなか体外に出ず、食中毒や風邪の症状が悪化する場合があるのです。

仕事などで、どうしても下痢を止めなければならない時はどうしたらいいでしょうか?

重要な商談や会議がある日なら、朝から下痢止めを服用するしかありません。ただし、急な下痢には医師の診断を受け、原因にあった処方薬をもらうのがベスト。また、下痢体質の人は、病院で診てもらった時に少し多めに薬を出してもらい、万一の時に備えておきましょう。下痢は、止める手段があると思うと気分的にラクになり、それだけで早く止まることもあります。

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